着物の肌着ってどんなものがあるの?普段のブラじゃダメ?

着物の着付けには技術が必要で、慣れない初心者にとっては本当にハードルの高いもの。
特に下着となると、外からは見えないので、他の人を参考にすることがなかなかできません。着物の下着を「襦袢」と言いますが、長襦袢・半襦袢・肌襦袢・・・初めての方では言葉そのものも似ていて分かりづらさもありますよね。ここで少し整理をしてみませんか?

■着物の下には何を着るの?

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(1)長襦袢・半襦袢・・・着物のすぐ下に着るのが長襦袢もしくは半襦袢です。
長襦袢はワンピースタイプ、半襦袢は裾よけとセットで使うセパレートタイプの下着で、取りあえずどちらか片方を持っていれば大丈夫と言えるでしょう。
どちらも「襟」が付いていますが、これに「半襟」を縫いつけて着る事になります。さらに「袖」これは着物の袖の長さに合わせて着ないといけませんので注意して下さい。下着といっても「襟」は見せるもの、「袖」は見えるものですから、おしゃれに着物を着こなしたいのであれば、絶対に譲れないこだわりのアイテムの一つです。

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(2)肌襦袢(和装用肌着)・・・長襦袢・半襦袢の下に付ける下着で、着物を着る際に最初に身につける肌着です。洋服で言えばキャミソールやスリップという感覚でしょう。外から見えるものではありませんし、どんな着物を着る時でも同じ品を使えますから、利便性をのみを追求して自分に合ったものを選びましょう。

■着物用の肌着を身に着ける理由は何でしょうか?

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「着物を守る為」そして「着物を美しく着る為」です。
着物を着るとどうしても汗をかきますし、皮脂で汚れもします。これは着物にとっては大敵。ですから、まず下着で汗や汚れを吸収してもらうわけです。
ですから、肌襦袢は汗を取りやすく、肌触りの良いものがおすすめ。基本的には自宅で毎回洗濯します。
正絹の長襦袢・半襦袢は、肌襦袢で汗を取りきれなかった時にはクリーニングに出した方が無難です。

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襟は汚れやすいですから、一度着たら必ずチェックします。気になるようでしたら半襟の縫い目を外して洗濯、洗濯が無理なほど汚れていたら半襟だけ交換しましょう。
着物は洗濯すると風合いが落ちるとも言われていますから、必要以上にクリーニングに出すのはお勧めしません。勿論汚れたらシミになる前に出さなければいけませんから、まずは汚さない・・・その為に着物用の肌着をきちんと使って、着物を守る必要があるのです。

また肌襦袢の他にある肌着としては「着物ブラジャー」があります。洋服のブラジャーと違って、胸の凹凸を抑えるのが役割です。胸が大きいとどうしても着くずれやすくなり、着物姿も美しくありません。ですから、ブラジャーは着物専用のタイプを用意した方が良いでしょう。

■着物用以外でも代用できるものは?

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肌襦袢と長襦袢・半襦袢、そして着物を着るとなると、どうしても熱いので夏は本当に大変です。
もし長襦袢・半襦袢が自宅で洗える化繊タイプであれば、思い切って肌襦袢をスリップ等に代えても良いでしょう。
また、冬で汗の心配が無いのなら、普通の下着シャツでも応用はできます。肌襦袢の代わりに着ますが、この場合は、着物を着た時にシャツが見えない様、首まわりが深くカットされているものを選んで下さい。

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着物のブラジャーで代用としてお勧めなのは「さらし」です。
肌が敏感な人は、ポリエステルのブラジャーが辛い場合もあります。着物の場合は簡単に脱ぎ着できないのですから、尚更ですよね。
さらしは綿素材なので、肌にも優しいし、汗の吸収も抜群です。
普通のさらしを半分の幅に折って、ブラジャーの代わりに締めながら巻いていって下さい。ブラジャーのように直接肌に付けて巻いても良いですが、慣れない時は他の人に手伝ってもらうので、肌襦袢の上から巻いて貰った方がいいと思います。

まとめ

着物を美しく着るのは、本当に大変です。下着にまで神経を配らないといけません。
今はアイディア商品も結構出てきていますから、お友達と情報交換して新しい着物下着にチャレンジしても面白いかも知れませんよ。
昔ながらの物と、新しい物それぞれの良さを理解した上で、あなたらしい方法を見つけて下さい。

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